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【ahamo / povo / LINEMO】通信回線プランを自分で選ぶ方法【正解例も解説】

2025年1月11日

スマホの登場以来、通信回線代は家計の代表的な固定費になった。だから、少しでも安いプランにしたいというのが人間の心情ってもの。ahamo が安いのか、irumo が安いのか、eximo が安いのか。その選択肢も増え続けているんだ。

今回の記事では、まず通信回線プランを選ぶときの大原則を伝えたい。そのうえで明確な基準を示して、自分で選べるようになる方法を伝授したい。これでおすすめされたものを契約して、後悔することがなくなるはずだ。正解例も解説するので、ぜひ見ていってほしい。

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大原則: 安定した通信回線と契約する

画像元: https://www.soumu.go.jp/main_content/000951788.pdf

上の画像は、総務省の資料からとってきたもの。データ容量と月額料金で整理しようとしてる。だけど、できてない。通信回線プランは増えすぎた。

この中から自分に最適なプランを選ぶなんて、至難の業。だから、原則を意識しながら消去法で絞っていくのが効果的になる。その大原則は、安定した通信回線と契約すること。

通信回線は生活の基盤

上の画像は、世界初の携帯電話のもの。スマホと比べたら、デカ重。それに電話しかできない。それを可能にしたのが、第一世代のモバイル通信、1G なんだ。

今では携帯電話はスマホに置き換わり、モバイル通信は 5G まで進化した。スマホはもはや電話だけにとどまらないあらゆる機能を備えているし、5G はそれを実現するだけの速度とデータ容量を持ってる。スマホが使えないと、何もできない。通信回線は、生活の基盤になった。

安定した通信には基地局が超重要

通信は、目に見えない。だから、どうやって行われてるのかがわかりづらい。実は、基地局というものを経由して行われているんだ。スマホにアンテナが内蔵されていて、情報を発信すると電波が空中に送信される。

送信された電波は基地局にキャッチされて、携帯電話会社のコアネットワークに送られる。あとはコアネットワークが送信先に電話を届けて、通信完了ってわけ。だから、電波をキャッチする基地局が通信では超重要。

基地局を建てるのは巨額投資

じゃあみんな基地局じゃんじゃん建てて、競争激化しそう。そう思うかもしれないけど、そうはなってない。理由は、基地局を建てるのにめっちゃ金がかかるから。KDDI とソフトバンクは、2030 年度までに 2 兆円規模を投じて、5G 向け基地局を整備するらしい。

こんなのベンチャーには到底無理。大企業でも、躊躇する。投資をいつ回収できるかわからない。でもそれをやった企業が、言わずと知れたあの楽天。

三大キャリア + 楽天以外は選択肢から外れる

画像元: https://www.soumu.go.jp/main_content/000951788.pdf

基地局を自前で持ってるのは、三大キャリアと楽天だけ。でも、基地局を借りて通信回線を提供することもできる。いわゆる MVNO ってやつで、上の画像だと右側の IIJ とか。

でも、所詮は借りてるだけ。混雑したら優先されるのは、三大キャリアと楽天になる。これだと、安定した通信回線と契約するっていう大原則に反する。だから、自前で基地局を持ってる三大キャリアと楽天以外は、選択肢から外れるんだ。安さに惑わされてはダメ。

楽天も KDDI に基地局を借りてる

なんなら、楽天も KDDI に基地局を借りてる。理由は、自前の基地局だけだとカバーしきれないから。だから、楽天の基地局がないところでは KDDI の基地局を借りることになる。

当然、優先されるのは KDDI の契約者。これも大原則に反する。特殊な例ではあるけど、楽天も選択肢から外れる。残るは三大キャリアだけになった。

ahamo / povo / LINEMO が選択肢になる

先に結論から言うと、三大キャリアの中でも、選択肢になるのは ahamo, povo, LINEMO の 3 プラン。理由はシンプルで、安定した通信回線なのに安いから。

多くの人の月のデータ使用量は、30 GB 以下に収まると思う。その場合、例えばドコモの eximo だとデータ使用量無制限だけど税込 7,315 円かかる。でも、ahamo なら 2,970 円。しかも 5 分通話無料。安すぎ。菅政権に感謝。

ahamo, povo, LINEMO ならどれでも OK

じゃあどれを選べばいいんだって話だけど、正直どれでもいい。実際価格を比べてみても、ahamo (30 GB, 5 分通話無料) 税込 2,970 円、povo (30 GB) 税込 2,780 円、LINEMO (30GB, 5 分通話無料) 税込 2,970 円で大差ない。

三大キャリアは市場を牛耳ってるから、競争してるようでしてない。これからも各社色々仕掛けてくると思う。だけど、差は生まれない。出し抜こうとすれば、ほかも追従する。いたちごっこ。しいて言うなら、通話する人は ahamo か LINEMO がいいと思う。

UQ mobile とワイモバイルはおすすめしない

KDDI とソフトバンクは、ほかにもサブブランドがある。それが UQ mobile とワイモバイルなんだけど、おすすめしない。理由は、家族割とかを前提にしてるから。

たしかに、例えば家族割を使えば、ahamo とかよりもお得にできるかもしれない。だけど、もっとお得なプランが出てきたらどうだろう。家族割を崩したくないから、そのままプランを続けることになると思う。プランに縛られるのは、悪手。

3 つの正解例

ここでは 3 つの正解例を紹介する。ahamo とかだけじゃないの?と思うかもしれない。多くの人は ahamo でいいし、80 点は取れてる。だけど、デュアル SIM という裏技を使えば、100 点が狙える。

デュアル SIM というのは、SIM を 2 つ契約して使い分けること。そうすれば、自前の基地局を持たない MVNO も選択肢に入ってくる。でも、好きじゃないとこんなことやってられない。繰り返すけど、多くの人は無視して OK。

正解例 1 ahamo / povo / LINEMO から選ぶ

王道。通話するなら ahamo か LINEMO。しないなら povo。シンプル。今なら ahamo がおすすめ。乗り換えたら d ポイントが 20,000 ポイントもらえる。実質半年無料みたいなものだから、乗り換えない手はない。詳細は ↓ のバナーから。

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正解例 2 楽天モバイル + povo

楽天モバイルは、通信量・通話時間無制限で税込 3,168 円。異次元のコスパを誇る。ただ、一部 MVNO なのが玉に瑕。そこで povo が登場するんだ。

povo はトッピング式だから、維持費は 0 円。楽天がつながりづらくなったら、povo を使えばいい。俺もこれを採用してる。しかも今なら、楽天モバイルに乗り換えると、楽天ポイントが 14,000 ポイントもらえる。これで試してみるのがおすすめ。キャンペーン詳細は下記。

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正解例 3 日本通信 + povo

日本通信は MVNO の一種。これも楽天に負けず劣らずの異次元コスパ。なんと 50 GB で2,178 円。しかも 5 分通話無料。でも、MVNO だから混雑時はつながりづらくなることが予想される。

そこで povo が再登場。これで安定した通信も保障される。でも、何度も言うように多くの人にとって時間の無駄。つながりづらくなって、povo に変えるなんてのは、相当好きじゃないと苦痛。素直に ahamo とかを選んでほしいところ。

これからは自分で選べる

SNS の時代にあって、色んなプランがあちこちでおすすめされていると思う。MVNO も乱立して、消費者を惑わしてくる。でも、大原則はシンプル。安定した通信回線。

この記事を読んだあなたなら、これからもきっと自分の判断基準で、通信回線プランを選べるはず。くれぐれも、MVNO の安さに惑わされないようにしてほしい。健闘を祈ってる。

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