
多くの人がパソコンを使っていて、パソコンを使うためにマウスを使っている。だけど、マウスほど適当に選ばれているものはない。パソコンを買ったらついてきたとか、家にあったとか、誰かが使ってたとか。
使う動機が他者にある。使うのは自分なんだから、満足できるはずがないんだ。この記事ではマウスの選び方と俺のメインマウスを紹介して、一人でも多くの人に満足いくマウスを選択してもらえるようにしたい。
マウスは用途で選ぶ

家電量販店に行くと、マウスがたくさん置いてある。色々なメーカーから色々な形状のマウスが出されていて、その中から自分に合ったものを探すのは至難の業。
だから自分なりの基準を設けることが大事で、俺はまず用途だと思ってる。ゲームをするのか、動画編集をするのか、持ち運ぶのか。自分が何にマウスを使うのか、考えてみてほしい。
用途別マウスの選び方

用途別のマウスの選び方は、下の表の通り。
用途 | おすすめのタイプ | 特徴・ポイント |
オフィスワーク・一般用途 | 静音マウス・ワイヤレス・ミドルサイズ | Bluetooth対応、省電力、手にフィットする形状 |
ゲーミング用途 | 高DPI・有線 or 低遅延ワイヤレス・多ボタン | 軽量、クリック応答性が高い、eスポーツ向け |
クリエイティブ作業(動画編集・デザインなど) | トラックボール・エルゴノミクスデザイン・多機能ボタン | 精密なカーソル操作、手首負担軽減 |
持ち運び用 | コンパクト・軽量・Bluetooth対応 | ノートPCと接続しやすく、電池持ちが良い |
多くの人は一般用途だと思うから、ここからは一般用途のマウスの選び方を解説する。
一般用途向けはエレコム一強

マウスメーカーを比較したのが下の表。
メーカー | 特徴 | おすすめの用途 |
ロジクール(Logicool) | 高品質でバランスが良い | 一般~ゲーミング |
エレコム(ELECOM) | 日本メーカーでコスパが良い | 一般用途向け |
レイザー(Razer) | ゲーミング特化でカスタマイズ性が高い | ゲーミング向け |
バッファロー(Buffalo) | 低価格でシンプル | ビジネス向け |
マイクロソフト(Microsoft) | エルゴノミクスデザインが人気 | 長時間作業向け |
うまくすみわけされていて、一般用途はエレコムのほぼ一強。エレコム製品から選んでいくことになる。
選ぶ基準: Bluetooth, 手にフィット、進む戻るボタン

一般用途のマウスの選び方は、Bluetooth 接続、手にフィットする形状、進む戻るボタンの 3 つが挙げられる。ゲームみたいに遅延が嫌な場合を除いて、基本的には Bluetooth 接続のものを選べばいいと思う。
次に、手にフィットする形状。これはマウスの持ち方にもよるから、人によって正解が異なるところ。あと多ボタンにする必要はないけど、進む戻るボタンは欲しいところ。
EX-G は一般用途の最適解

エレコム Bluetooth マウス EX-G M-XGM15BBBK は、選ぶ基準をすべて満たした一般用途の最適解なんだ。まず接続方式は Bluetooth。2 台まで接続可能で、その切り替えを物理的に行うことができる。
普段は赤。

別のデバイスにするときは青に切り替える。

すると、スムーズに接続が切り替わる。頻繁に使う機能ではないけど、デスクトップ⇔ノート PC で行き来する場合はめっちゃ便利だと思う。
体の一部のようなフィット感

形状は手にフィットするように設計されていて、まるで体の一部かのようなフィット感。
形状 | 持ち方 | 特徴・用途 |
ミドルサイズ | かぶせ持ち | 手全体でマウスを包み込むように持つ。一般的なオフィスワークや軽い作業に適しており、長時間使用でも手に負担をかけにくい。 |
大きめサイズ | かぶせ持ち / つかみ持ち | 大きな手や指の長い人向け。指をマウスの上にしっかり乗せて持つため、安定感があり、精密な操作が可能。エクセルや文書作成などに向いている。 |
小型 | つまみ持ち | 小さめのマウスで、指先だけで操作。持ち運びに便利で、携帯用途やノートPC用として最適。操作性はやや劣るが、軽量さが特徴。 |
エルゴノミクス | 手のひら全体で持つ | 手首や指の負担を軽減する設計。手にフィットする形状で、長時間作業を行う場合におすすめ。手首を自然な位置で使えるため、疲れにくい。 |
トラックボール | 手のひら / 指で操作 | マウス本体は動かさず、ボールを指で操作してカーソルを動かす。狭いスペースでも使用可能で、精密な操作や少ないスペースで使う際に便利。エルゴノミクスデザインも多い。 |
ミドルサイズで、いわゆるかぶせ持ちで使ってる。自分に合ったサイズは、ぜひ実物を触って試してみてほしい。
進む戻るボタンで効率 UP

作業効率は極め始めるとキリがなくて、最終的に多ボタンマウスに行きつく。ただ多くの人に多ボタンマウスは無用の長物で、なくても特に不便しないと思う。
ただあった方がいいボタンがあって、それが進む戻るボタン。これがあるかないかで、ウェブブラウジングの効率が全く変わってくる。EX-G は進む戻るボタン付きだから、快適にウェブブラウジングが楽しめる。
EX-G で快適な作業を

マウスは、頻繁に使うのに軽視されているガジェットの一つだと思う。これは適当なマウスでも作業できてしまうからで、ある種幸せなことでもある。
ただ、頻繁に使うものからこだわるのが、効率を上げていくためには手っ取り早いんだ。ぜひこの機会にマウスを見直して、EX-G をその候補としてほしい。