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【ロジクールワイヤレスマウス M650 レビュー】魅惑の無限スクロール 

2025年2月14日

今回レビューするのは俺の持ち運び用マウス、M650。出先でも作業することがあるから、周辺ガジェットにもこだわっていて、M650 を選んだ理由を今回は書いていく。

持ち運び用じゃなくても、十分メインになりうるマウスだから、ぜひ参考にしていってほしい。きっと M650 を候補に入れて、マウスを検討するようになるはず。

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マウスは用途で選ぶ

前の記事でも書いた通り、マウスはまず用途で選ぶことになる。俺のメインマウスは一般用途で、Bluetooth 接続で手にフィットする EX-G を選んだ。

ただ、EX-G は大きくて重いから持ち運びには向かないんだ。だから持ち運び用マウスを選び直す必要があって、そのための基準が必要になる。

用途別マウスの選び方

用途別のマウスの選び方は、下の表の通り。

用途おすすめのタイプ特徴・ポイント
オフィスワーク・一般用途静音マウス・ワイヤレス・ミドルサイズBluetooth対応、省電力、手にフィットする形状
ゲーミング用途高DPI・有線 or 低遅延ワイヤレス・多ボタン軽量、クリック応答性が高い、eスポーツ向け
クリエイティブ作業(動画編集・デザインなど)トラックボール・エルゴノミクスデザイン・多機能ボタン精密なカーソル操作、手首負担軽減
持ち運び用コンパクト・軽量・Bluetooth対応ノートPCと接続しやすく、電池持ちが良い

ここでは、持ち運び用のマウスの選び方を解説する。

持ち運び用はロジクール一択

マウスメーカーの比較が下の表。

メーカー特徴おすすめの用途
ロジクール(Logicool)高品質でバランスが良い一般~ゲーミング
エレコム(ELECOM)日本メーカーでコスパが良い一般用途向け
レイザー(Razer)ゲーミング特化でカスタマイズ性が高いゲーミング向け
バッファロー(Buffalo)低価格でシンプルビジネス向け
マイクロソフト(Microsoft)エルゴノミクスデザインが人気長時間作業向け

うまくすみわけされていて、持ち運び用を選ぶなら幅広いラインナップを持つロジクール一択になる。

選ぶ基準: Bluetooth, 軽量コンパクト、進む戻るボタン

持ち運び用マウスなんだから、Bluetooth は必須。有線は論外だし、ドングルも挿しておきたくない。あと、持ち運ぶんだから当然軽くて小さい方がいい。

軽量でコンパクトなのは、絶対条件なんだ。あとは多ボタンである必要はないけど、進む戻るボタンも欲しい。これらを満たすロジクールマウスを探して、M650 にたどり着いたってわけ。

M650 の詳細なスペック

M650 を俺のメインマウス EX-G と比較したのが、下の表。

項目M650EX-G
サイズ(縦×横×高さ)107.19 × 61.8 × 37.8 mm109.6 × 72.1 × 42.0 mm
重量(電池込み)93 g113 g
接続方式Bluetooth Low Energy / Logi Bolt USBレシーバーBluetooth 5.0
USBレシーバー対応Logi Bolt(Unifying非対応)なし(Bluetooth専用)
バッテリー単三電池1本(最大24ヶ月)単三電池1本(最大10ヶ月)
進む・戻るボタンあり(親指側)あり(親指側)
スクロールホイールSmartWheel(低速で精密、高速でフリースクロール)普通のホイール(チルトなし)
静音設計あり(SilentTouchでクリック音90%カット)なし(普通のクリック音)
DPI(解像度)400~4000 DPI(100 DPI刻みで調整可能)1600 DPI(固定)

ポイントを一つずつ解説する。

M650 は Bluetooth 接続可能

まず抑えておきたいのが、Bluetooth 接続可能だということ。これで、有線やドングルのわずらわしさから解放される。持ち運び用の最低ラインクリア。

オプションではあるけど、ドングルによる 2.4 GHz 無線接続も可能。遅延はなくなるんだろうけど、通常の作業をするなら不要だと思う。あくまでオプション。

M650 は軽量コンパクト

上の画像で左が M650 で、右が MX-G。M650 の方が一回り小さいことがわかる。その分 MX-G の方が持ちやすいから、そこは一長一短。

M650 は 93 g。

MX-G は 113 g。わずかながら M650 に軍配。M650 が、持ち運びに適した軽量コンパクトマウスだと証明された。

進む戻るボタンは控えめ

上の画像は左が M650 で、右が MX-G。M650 の方がコンパクトだから、進む戻るボタンも小さめ。それぞれが同じ大きさで並んでいる。一方 MX-G は、特に戻るボタンが大きい。

戻る操作の方が頻繁にするからだと思う。正直ついてればいい。押しづらいこともないし、押し間違いもない。M650 の方が美しいシンメトリーというだけ。

クセになる無限スクロール

M650 は、SmartWheel というコンセプトのスクロールホイールを備えている。スクロールといえば、下まで行くまでに何回もホイールを回転させなきゃいけないのが普通。

だけど M650 は違う。1 回ホイールを回転させてしまえば、次の瞬間には一番下までスクロールできている。摩擦のないスクロール、無限スクロールを体験したら病みつきになる。

魅惑の無限スクロールをぜひ

もともとスクロールで選んでなかったから、本当に棚ぼた。ロジクールの製品は、本当に芸が細かい。美は細部に宿るとはよく言ったもので、ロジクール製品はまさにそれを体現している。

もちろん、持ち運び用マウスとして申し分ない性能を持っている。持ち運べて、出先の作業で活躍すること間違いなしだ。魅惑の無限スクロールをぜひ体験してもらいたい。

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